白鷹町の簡易郵便局で現金100万円が奪われ強盗の疑いで山形市の65歳の男が逮捕された事件で、逃走する男の車が複数のドライブレコーダーの映像に捉えられ、男の逮捕につながっていたことがわかりました。

この事件は9月12日、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に男が押し入り、70代の女性局長に刃物を向けてリュックサックに金を入れるよう脅し、現金100万円を奪ったものです。
警察は23日、強盗の疑いで山形市上町4丁目の大工・杉沼武志容疑者（65）を逮捕しました。警察の調べによりますと杉沼容疑者は事件当日、郵便局からおよそ200メートル離れた場所に自身が所有する銀色の軽ワゴン車を止めて犯行に及び、犯行後、その車で逃走していました。

目撃者「犯行時間前の午前10時ごろ見慣れない車が止まっていた。運転手の姿が見えなかった。どうしたんだろうなと」

警察によりますと、逃走する杉沼容疑者の車が周辺の7つの事業所などから提供されたドライブレコーダーの映像に捉えられていて、逮捕につながったということです。警察で動機などについて追及しています。