「カメムシ」今年も大発生の恐れ 成虫のまま越冬か 果樹農家に注意呼びかけ 山梨
県内でも去年、果樹への被害が確認されたカメムシですが、今年も大発生の恐れがあるとして県が注意を呼びかけています。
カメムシは果汁を吸うことで、収穫前のモモやサクランボにくぼみや変色を引き起こす農家の天敵です。
県病害虫防除所によりますと、今年も成虫のまま冬を越したカメムシが多いとみられ、特に南アルプス市に設置された調査用トラップでは平年値を上回るカメムシが捕獲されています。
カメムシはフェロモンを出して集まる習性があるため、県病害虫防除所では数が少ないうちに地域で一斉に防除を行うのが効果的と呼びかけています。
最終更新日:2025年5月20日 19:23