「助けなければ」隣の住宅で火災 一人暮らしの92歳を救助 51歳男性に感謝状 山梨

火事にあった住宅から、92歳の女性を救助した男性に14日、消防から感謝状が贈られました。
峡北消防本部から感謝状が贈られたのは、北杜市明野町上手の自営業、望月啓安さん(51)です。
望月さんは今年3月、出勤時に隣の住宅から煙が上がっていることに気付きました。この家では92歳の女性が一人暮らしをしていて、建物内に飛び込んだ望月さんは動けなくなっていた女性を助け出しました。
女性は煙を吸って入院したものの命に別状はなく、すでに退院したということです。
望月啓安さん
「無我夢中だった。助けなければという思い」
望月さんは女性が心臓が悪く、自力での避難が難しいことを知っていたため、ためらわずに救出に向かったということです。
韮崎消防署 土屋直也 署長
「地域のつながりがあったことは重要だった。感謝している」