点検中に死亡事故「ええじゃないか」5月1日から営業再開 富士急ハイランド 山梨
富士急ハイランドは30日、点検作業中に死亡事故が起きたジェットコースター、「ええじゃないか」の営業を5月1日から再開すると発表しました。
再発防止へ新システムの導入が完了したためと、説明しています。
この事故は今年2月、「ええじゃないか」の点検作業をしていた29歳の男性従業員が車両とレールの間にはさまれ、出血性ショックで死亡したものです。
富士急ハイランドによりますと、当時、現場にいたほかの従業員などへの聞き取り調査の結果、事故原因について、「別の男性従業員が車両を動かした可能性が高い」と結論付けたということです。
その上で、点検作業中に車両が動かなくなる再発防止に向けた新システムの導入が完了したとして、
5月1日からの営業再開を決めました。
富士急ハイランドは取材に対し、「安全を最優先とする施設運営に取り組む」とコメントしています。
一方、警察は業務上過失致死の疑いも視野に、原因究明に向けた捜査を続けています。