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【特集】激化する関西のスーパー業界 関東の大手スーパー『オーケー』がついに関西上陸で小売業界に激震!?『プライベートブランド』に『レジカート』『価格以外の部分で戦う』競合各社の独自戦略に迫る!

2025年2月2日 12:00

 さらに物価高にも関わらず、価格を変えていない商品もあるといいます。

(黒瀬店長)
「こちらも“パワープライス”と言いまして、『成田もやし』を19円で毎日販売させていただいています。お 客様からも大好評で、こちらを安くすることで、他の商品も買っていただける」

 そして、『エイチ・ツー・オーリテイリング』のグループに入ったことで、3社合同での商品開発や、3か月に1度、合同で『増量セール』なども行っていました。

(黒瀬店長)
「『関西スーパー』と『イズミヤ』と『阪急オアシス』で共同開発して作ったポテトチップスになります」

 大阪・兵庫を中心に62店舗を展開する『関西スーパー』ですが、京都や滋賀などにも出店する『阪急オアシス』や『イズミヤ』とグループ会社になることで、規模が拡大。連携やコスト削減ができつつあるといいます。

 一部の店舗では、阪急のお歳暮などが注文できるギフトカウンターも設置され、2023年度の売上高、営業利益ともに過去最高を更新しました。

(関西スーパーマーケット店舗運営本部・矢渡英祐マネジャー)
「『阪急オアシス』『イズミヤ』との共同セールや、Sポイントによる販促をすることで、多くのお客様にご来店いただき、大きなメリットがあると思います」

■『プライベートブランド』に『レジカート』各社の特色を活かした販売戦略でスーパー激戦区を勝ち残れるか 「価格の戦いではなくそれ以外の部分で戦う」

 『オーケー』が出店した東大阪は、半径1㎞圏内に6つのスーパーが密集する激戦区です。

 『オーケー高井田店』から徒歩4分、わずか200m先にある大手スーパーの『ライフ』は、2024年10月、リニューアルオープンに踏み切りました。

 生鮮食品はもちろん、単身や子育て世代が多い地域の特性に合わせ、「簡単で、すぐに食べられる」冷凍食品を強化。からあげといった定番のほか、ワンプレートを取り揃えたといいます。

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