【特集】激化する関西のスーパー業界 関東の大手スーパー『オーケー』がついに関西上陸で小売業界に激震!?『プライベートブランド』に『レジカート』『価格以外の部分で戦う』競合各社の独自戦略に迫る!
さらに、『トライアル』の強みはほかにも…。
(スーパーセンタートライアル守口ジャガータウン店・辻川功太店長)
「プライベートブランドの商品がありまして、ティッシュ・トイレクリーナー・ウェットティッシュ・ペーパータオル、さらにフライパンなども取り扱いしております」
食料品だけでなく、日用品などもワンフロアで販売し、自社製品を続々と開発しています。売り上げの17%は、プライベートブランドが占めているのだとか。
(来店客)
「『コーナン』と『ライフ』を引っ付けたような感じ。食料品あれば衣料品やペット用品もある。ここに来たら、全部一回で揃う。2軒回らなくてもいい。電化製品もあるでしょ?」
さらに、2024年から小型店舗での『顔認証決済』を始めました。最初にカメラに顔を映すと、商品を読み取った後には支払いが自動で完了するといいます。
(トライアルカンパニーマーケティング部・野田大輔部長)
「買い物に来たときに煩わしいことがない。フリクションレス(手間いらず)な買い物体験をお客様に提供したい。レジカートや顔認証、アプリでの決済、そういったものを色々つなげていくことで、お客様が楽しく買い物ができ、しかもお得に買い物ができる、そういったことを提供していきたい」
原材料費の高騰や人手不足など、逆風に直面するスーパー。安さだけでは戦えない中、『オーケー』の進出で、業界は今後どう変わっていくのでしょうか―。
(「かんさい情報ネットten.」2024年11月26日放送)