【密着】子ども連れの家族が万博会場へ 「紙の地図ほしい」「(移動に)21分かかる!」満喫できた?
この週末、家族で万博に行くという方も多くいらっしゃると思います。会場を訪れた親子連れの一日に密着しました。
「これにのぼってみようか」
17日、万博会場に初めて訪れた田村さん家族。まずはミャクミャク像と記念撮影。その後、大屋根リングやブラジル館を満喫し、ポンチョをゲットしました。午後1時前。お昼ご飯を食べに店へ向かうも、万博会場はとても広く…
「(店)どこやろ? どこやろ?」
「紙のマップが欲しい」
「紙マップ、絶対いるなと思いました。(アプリは)いちいち立ち上げなあかんもんね、認証いるからね」
「めんどくさい」
今回の万博は、入場時や買い物など多くがスマホ頼み!バッテリー切れも“死活問題”で…
「モバイルバッテリー持ってきました」
お昼ごはんは、回転すしの「くら寿司」!なんとこの日は、正午を過ぎた時点で当日受付が終了。今回、田村さん家族は予約していたのでスムーズに入れました。
70の国と地域の代表的な料理が楽しめる「くら寿司」。中には、パラオ共和国の「アホ」というメニューもありますが、子どもたちが選んだのは、世界の甘いデザートばかり。田村さん夫婦は、カニをチリソースで炒めたシンガポールのチリクラブ。
「はじめて食べました」
「スパイシーでおいしい」
「広くていいですね。(ベビーカー)通りやすかった」
ちなみに万博店でも、5皿に1回「ビッくらポン!」を楽しむことができます。
「外れた…」
腹ごしらえをした後は、予約していたショーを見に行くとのことですが、目的地へは会場を横断しないといけません。
「いまルート検索して、1.38キロもある。(目的地まで)21分!20分くらいかかるな、結構遠い」
ショーの開始まで30分。果たして間に合うのでしょうか?
「ベビーカーに乗る?いける?」
「大人の足なら間に合うけど、この感じだと多分 間に合わない」
会場が広いことに加え、子どもを連れての移動はひと苦労です。
「水筒を忘れちゃってね。持ってくる予定だったけど、朝バタバタして…」
「まだ飲むの?今からショー見るけど、おしっこ大丈夫?」
「ママあれ行きたい」
「あれな、後で行こうか」
「あれしたい〜」
「公園みたいやもんな。時間あるときに行こうか」
アスレチックに誘惑される一華ちゃんをなだめ、目的地へ急ぎます。
「これや、ありました〜」
「間に合いました。5分前」
なんとか、ショーの開始に間に合いました。ショーを楽しんだ後は、次の予約まで少し時間があります。2人が吸い寄せられたのは、先ほどのアスレチック。こちらの施設は連日、たくさんの子どもたちでにぎわっています。
「(普段の)公園にはない遊具がたくさんあるから、すごい引かれるんだと思います。ちょっとしばらく出れそうにないですね」
予約までの時間を過ごすのにぴったりですが、油断していると、ここで一日が終わってしまうかもしれません。
いろいろなパビリオンを回り、最後に向かったのは、お目当てのオランダパビリオン。光るオーブを持って、施設内をまわりオランダの文化や歴史を学べます。体験型のパビリオンの方が、子どもたちも飽きずに楽しめそうです。
田村太一さん
「コンピューターで動くものとかが多くて、画像とか、そういうのは結構、食いついていましたね」
田村麻理さん
「並んでるところとか暑くなりそうだから、水分は絶対多めに持ってきた方がいいと思います」
親子で万博を満喫できたようですが、子ども連れのための注意点もありそうです。