大阪府警富田林署は6日、新たに作った『署歌』をお披露目しました。

　『署歌』は、署員の団結力と士気を高めることを目的として、各署で定める歌で、大阪府警では府内66署のうち、39署で制定されています。

　これまで富田林署には、署歌がありませんでしたが、今年4月、大阪府警音楽隊の元指揮者が人事異動で署に配属されて、作曲を手がけることになり、半年間の制作期間を経て、お披露目されました。

　歌詞は、署員が作詞した6作品から投票で選ばれ、富田林署管内の治安や歴史、伝統を守る警察官をイメージしたものに決まりました。

　自身の歌詞が選ばれた富田林署地域課の河野樹警部補は「パトロールで町をまわるなかで見えてきた、富田林市などの町並みや伝統への思いを歌詞に込めました。富田林市にある金剛山の上から、町を見守る警察官をイメージしていて、私自身もその一人として町を守っていきたい」と話しました。

【歌詞全文】
遥かそびえる 金剛の山豊かな自然 つつまれて静かな街に 雄姿響かせ絆と誇りで 平和を守るわれらは富田林警察

歴史息づく この街の古き歴史の 町並み語る永遠（とわ）に続く 道をしめし未来の光を 絶やさず守るわれらの富田林警察

古きを守り 新たな未来祭りの音が こだまする仲間と共に 強くなる希望に溢れた 明日を守るわれらが富田林警察