【速報】吉村知事「原因を究明して再開することを期待」万博会場で「空飛ぶクルマ」飛行中に部品落下 デモ飛行中止

大阪・関西万博の会場で26日に「空飛ぶクルマ」がデモ飛行中に部品が落下した事故を受け、大阪府の吉村知事は28日、報道陣に対し、「空飛ぶクルマを楽しみにされている方もいると思う。原因の究明と安全対策をしっかり明らかにし、また運航が再開することを期待している」と語りました。
万博会場では26日午後3時ごろ、「空飛ぶクルマ」のデモ飛行中にプロペラのモーター部分に付いていたカバー2つが落下しました。デモ飛行は観客が立ち入れない区域で行われていて、けが人はいませんでした。
万博協会は、27日、安全性の確認ができるまでの間、同型の別の機体も含め、空飛ぶクルマのデモ飛行を中止すると発表。その後の点検では、機体のフレームに破損が見つかったということで、原因の調査を進めるとしています。
また、会場のシンボルである「大屋根リング」の閉幕後の活用について、吉村知事は「今は実務者の協議を重ねている段階。5月2日の経済界や国の責任者が集まる会議で僕自身の考えはしっかり述べたい」と言及しました。