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「また県庁に戻りたい」斎藤知事が最後の登庁日 職員からの花束贈呈などセレモニーはなく去る

2024年9月27日 19:15
「また県庁に戻りたい」斎藤知事が最後の登庁日 職員からの花束贈呈などセレモニーはなく去る

 3日後に失職し、出直し選挙に挑む意向を表明した兵庫県の斎藤元彦知事が27日、最後の登庁日を迎え、職員や議員らに感謝の言葉を述べ、県庁をあとにしました。

 県議会の不信任決議を受け、「失職」と出直し選挙への出馬を表明した斎藤知事は、午後の会議で県の幹部職員を前に感謝の言葉を述べました。斎藤知事の登庁はこの日が最後で、県議会議員のもとをまわって、あいさつを行った後、県庁を後にしましたが、職員からの花束の贈呈などのセレモニーはありませんでした。

 斎藤元彦 知事
 「本当に3年間、みなさんに感謝したいと思っています。(知事選に当選し)県庁に戻ってきたいと思っています」

 知事選は11月10日か17日を軸に調整中で、来週月曜日(30日)からは服部洋平副知事が職務を代行します。

 選挙に向け候補者を模索する動きも加速していて、最大会派の自民は、候補者の選定会議を開きましたが、結論は出なかったということです。また、第2会派の維新も独自候補の擁立を検討しています。

 日本維新の会・吉村洋文 共同代表
 「告発者つぶし、告発者捜しについて『反省して出直します』ということであれば我々としても『一緒に戦いましょう』と言えると思うんですけど、(斎藤知事とは)考え方が違うので、今回、我々も候補者を擁立する」

 また、医師で無所属の大沢芳清氏が共産の推薦を受け、出馬する予定です。

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