万博開幕1か月 来場者数260万人超 チケット売れ行き向上も、来場者数は伸び悩み 当初想定届かず
大阪・関西万博は13日、開幕から1か月を迎えました。一般の来場者数は260万人を超えましたが、当初の想定には達していません。
開幕から1か月を迎えた13日も、万博会場には多くの人が訪れ、目当てのパビリオンに向かいました。
チケットの売れ行きは開幕後、上向いていて、この1か月間で約200万枚が売れ、運営費が黒字となる目安まであと「700万枚」ほどとなっています。
一方、来場者の数は伸び悩んでいます。会期全体での想定来場者数「2820万人」を達成するには、1日平均で15万人ほどの来場が必要ですが、一般の来場者の数は、開幕日の約12万4000人が最も多く、15万人に達した日はありません。
万博協会は、入場ゲートの運営を改善するとしていますが、これから夏を迎え、熱中症のリスクが高まる中で、「暑さ対策」を進めながら、来場者数を伸ばすことができるのかどうかが焦点です。
最終更新日:2025年5月13日 12:14