JR西日本は31日（土）の山陽新幹線の運転計画について、新大阪～博多間の全線で、始発から本数を減らして運転を行い、九州新幹線との直通運転を再開すると発表しました。

　山陽新幹線では30日（金）、広島～博多で終日運転を見合わせ、新大阪～広島についても本数を大幅に減らして運行していました。
　
　31日（土）に新大阪～博多で運休するのは、「のぞみ」「ひかり」上下線それぞれ14本の合計28本です。それ以外の列車については通常通り運行し、九州新幹線との直通運転も行う予定です。

■東海道新幹線は31日（土）も始発から東京～名古屋で見合わせ

　一方、JR東海は東海道新幹線の31日（土）の運転計画について、始発から東京～名古屋で運転を見合わせると発表しました

　31日（土）については当初、三島～名古屋の間で始発から終日運転を取りやめを決めていた一方、東京～三島と名古屋～新大阪の間は、全席自由席の「こだま」を1時間あたり上下各2本程度運転する予定だとしていました。

　JR東海によりますと、東京～三島の間についても、大雨の影響で午前中の運転を再開することができず、午後についてもめどは立っていないということです。天候や点検の結果次第では、終日運転をとりやめる可能性があるとしています。

　一方、名古屋～新大阪については、始発から運転本数を大幅に減らして運行するということです。

　JR各社は、最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。
（30日午後6時半現在）