滋賀県の琵琶湖で17年前、男性の切断遺体が相次いで見つかった事件で、警察は、別の殺人事件で服役している74歳の男が関わっている疑いが強まったとして、27日にも逮捕する方針です。

　2008年、近江八幡市や東近江市などの琵琶湖岸6か所で、切断された遺体が相次いで見つかり、10年後、遺体は野洲市に住んでいた川本秀行さん（当時39）と特定されました。

　警察は、殺人事件として調べていましたが、関係者によりますと、過去に川本さんと同居していて、現在は別の殺人事件で服役している74歳の男が関わっていた疑いが強まり、27日にも逮捕する方針を固めたということです。

　この男は2018年に知人の男性を殺害し、切断した遺体を草津市内の排水路に捨てたとして、懲役25年の判決を受け服役しています。