【速報】万博パビリオン・店舗内の“メタンガス”検知を事業者に依頼 172台の測定器を配布

万博協会は22日、会場内で基準値を超えるメタンガスが検出される問題への対応として、パビリオンや飲食・物販施設などの各施設にガス測定器を172台配布したこと明らかにしました。
万博協会によりますと、パビリオンや店舗で来場者が滞留する場所で、会場の西側のエリアでは毎朝9時までと午後に1回、中央から東のエリアにかけては月に1回の測定をお願いしているということです。
協会側はガスの検出とあわせて、施設内の換気を推奨し、基準値以上のガスを検出した場合や、そうでない場合でも測定結果を週に1回、協会に報告するよう求めています。
■テストラン以降も基準値超え検知 マンホール⇒グレーチングに
会場西側のグリーンワールドエリアでは、去年3月にトイレの工事現場でメタンガスの爆発事故が発生。開幕前の6日に行われたのテストランでも、空気と混ざり着火することで爆発する危険性がある濃度(5vol%)のメタンガスが検出されたことが明らかになっていました。
万博協会は21日の会見で、6日以降も会場内では基準値を超えるメタンガスが検知された場所があり、常時換気をできるよう、マンホールからグレーチングに切り替えるなどの対策を順次行っていることを明かしていました。