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【速報】斎藤知事“パワハラ”疑惑めぐる百条委員会 知事本人と片山元副知事の証人尋問を25日に決定 2人に出頭要請へ

2024年12月11日 15:19
【速報】斎藤知事“パワハラ”疑惑めぐる百条委員会 知事本人と片山元副知事の証人尋問を25日に決定 2人に出頭要請へ
兵庫県の百条委員会(11日)

 斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑について調べる百条委員会は、11日、12月25日に知事本人と片山安孝元副知事に出頭要請を行い、証人尋問を行うことを正式に決定しました。

 25日の証人尋問は、斎藤知事と片山元副知事の2人で、質問はパワハラ疑惑などの疑惑に関して総括する内容になるということで尋問は公開で行われます。また、公益通報に関する専門家として、新たに弁護士1人が参考人として招致される予定です。

 また、元県民局長の(プライベートなものを除く)パソコンに入っていた資料や、片山元副知事が行った元県民局長への2回目以降の聴取記録の提出を求めることも決定しました。

 11日、県は元県民局長の公益通報について、県の財務課が7月までに関係部署にヒアリングなどを行った調査結果として、「知事のパワハラの確証を得られなかった」などと結論づけられていたことに対し、百条委員会の奥谷謙一委員長は、「内部公益通報の結果が出たのは受け止めるが、我々とすれば、内部調査ではなく証人尋問から得られた証言をもとに報告書をまとめることに変わりはない。(調査結果は)県の結果であって、われわれは百条委員会として調査した結果を出す」と述べました。

■斎藤知事「要請があれば、しっかり対応していく」

 百条委員会は11月25日にも証人尋問を行うため、斎藤知事に出頭を要請しましたが、東京で行われた全国知事会への出席を理由に斎藤知事は欠席し、尋問は実施できていませんでした。

 一方、斎藤知事は11日の定例会見で、「前回は全国知事会という重要公務があったので欠席したが、12月中に要請があれば、しっかり対応していく」と述べました。

 百条委員会による調査結果は、来年1月中旬をめどに試案をとりまとめた上で、2月の定例議会での公表を目指すということです。

最終更新日:2024年12月11日 17:15
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