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「犯した罪と正面から向き合ってほしい」忘年会帰りに飲酒運転で親子をはねて死傷 男に懲役12年判決

2024年9月24日 18:48
「犯した罪と正面から向き合ってほしい」忘年会帰りに飲酒運転で親子をはねて死傷 男に懲役12年判決

 酒を飲んで車を運転し、親子をはねて母親を死亡させたとして危険運転致死傷の罪に問われた男に対し、大阪地裁堺支部は24日、懲役12年の判決を言い渡しました。

 岩井拓弥被告(31)は、去年12月、岸和田市で酒を飲んで車を運転し、大久保春江さん(当時82)と二男の孝之さん(51)をはね、春江さんを死亡させた上、孝之さんに大ケガをさせた罪に問われています。

 岩井被告は、忘年会からの帰宅途中、目が不自由な孝之さんと付き添っていた春江さんをはねていて、裁判では起訴内容を認めていました。24日の判決で、大阪地裁堺支部は「他の交通手段も利用できたのに、飲酒運転し、危険性を軽視する態度は明らかだ」として、求刑通り懲役12年を言い渡しました。

 亡くなった大久保春江さんの二男・孝之さん
 「自分の犯した罪と正面から向き合って刑を過ごしてほしい」

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