◇MLB レッドソックス11-7ヤンキース(日本時間9日、ヤンキー・スタジアム)

ジャッジ選手が注目の対決で初回からホームランを放ちました。

レッドソックスに今季加入したハンター・ドビンズ投手。試合前に地元紙ボストン・ヘラルドのインタビューで「ヤンキースに入るくらいなら引退する」と発言。

ドビンズ投手の発言についてヤンキースの選手や監督はいたって冷静です。ジャズ・チザムJr.選手は「こういうコメントがライバル戦をさらに盛り上げる。ファンも面白がってくれるから大歓迎」。アーロン・ブーン監督も「まだ若い選手。自分のチームへの忠誠心を語っただけだろう」とコメントしていました。

しかし、これに大きく反応したのはヤンキースファン。ドビンズ投手がマウンドに上がるとブーイングを浴びせました。

そして迎えたヤンキースとの対戦。ベン・ライス選手が5球目の高めのスライダーをライトへのヒットで出塁すると、続くアーロン・ジャッジ選手が直球97.5マイル（約157キロ）をライト方向のブルペンのはるか上に運びました。球場は歓喜に沸きました。

ジャッジ選手はこの試合絶好調。9回にも右中間へ2本目のアーチ。4打数、3安打、1四球、4打点を記録しました。