×

佐々木朗希「物足りなさもある」6回途中3失点でメジャー初白星はお預け 初球先頭弾には「もったいなかった」

2025年4月27日 20:11
佐々木朗希「物足りなさもある」6回途中3失点でメジャー初白星はお預け 初球先頭弾には「もったいなかった」
勝利を飾り大谷翔平選手とタッチする佐々木朗希投手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
MLB ドジャース8-4パイレーツ(日本時間27日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの佐々木朗希投手がパイレーツ戦にメジャー初勝利を目指し、今季6度目の先発登板。6回途中3失点で勝敗はつかず、「もどかしい」と心境を語りました

試合前からブルペンでストレートがよかったという佐々木投手は、初回、先頭のオニール・クルーズ選手への初球。アウトコース高めの96.8マイル(約155.7キロ)をとらえられ、いきなりの先頭打者ホームランを浴びます。

201センチの長身である打者にとらえられ、佐々木投手はマウンド上で驚いた表情。「バッター身長高かったですし、手も長いのはわかっていたので、ほかのバッターと同じではないということもわかっていたので、まっすぐよかった分、初球どれだけタイミングというか、球威がきょうどれだけあるかなと確認するなかで打たれてしまったので、そこは本当にもったいなかった」と悔やみました。

それでも後続を抑えると、2回もピンチを背負いながらもあと一本を許さず。打線の援護もあり1点リードの展開が続きます。

しかし、5回は先頭から2者連続ヒットでピンチを招くと、1アウト2、3塁からまたもクルーズ選手にセンター前に2点タイムリーを打たれ失点。

先頭からの2人はどちらも追い込んでから打たれており、「決めに行くところで確かに決めきれなかった」と悔やみ、「そこそこいいところには投げられていたので、そこが本当に難しくて。フォアボール多いときはあそこがボールになってカウント悪くなってというところで、どっちかと言ったら、投げきれなかったところもありますし、配球的なところでタイミング間違えたところもあるのかなと思うので、そこはもう1回振り返って、次に生かせたらなと思います」と次戦を見据えました。

6回もマウンドに上がり、2アウトから死球を出したところで降板。待望の白星は次戦以降にお預けとなりますが、ベンチに戻る際には大歓声を浴びました。

佐々木投手は5回2/3、93球を投げて、5安打、4奪三振、2四球、1死球、3失点の内容。最速は97.7マイル(約157.2キロ)で平均は96.1マイル(約154.6キロ)を記録しています。

試合後には大谷翔平選手も「安定している」とねぎらいの言葉をおくっていましたが、「すごくいい軌道で投げられてますし、コントロールも、ボールになっても自分のある程度思ったところに行っている感じもある。あとは球速だったり球威だったり、そういうところが上がってきたらもっと楽になるんじゃないかなと思います」と話します。

また6度の登板で収穫を聞かれ、「最初のほうは本来ぶつかる必要のないところで、ぶつかってしまったところがある。そこに関してはすごく自分としてはもどかしい。足踏みという状態で。直近3試合くらいはある程度試合は作れていますし、ただもちろん物足りなさもあるので、そのなかで最低限のことはできているかなと思うので、そこに関してはまあ少しずつよくなっていると思うので、いいのかなと思います」と語りました。
最終更新日:2025年4月27日 20:11
一緒に見られているニュース
24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中