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【中日】終盤の勝ち越しで本拠地開幕戦勝利 井上監督は「上林様々」7回の“神走塁”から追加点

2025年4月2日 7:20
【中日】終盤の勝ち越しで本拠地開幕戦勝利 井上監督は「上林様々」7回の“神走塁”から追加点
中日・井上一樹監督
プロ野球セ・リーグ 中日 3-2 巨人(1日、バンテリンドーム)

中日が終盤のリードを守り、巨人に勝利。ホーム開幕戦で今季2勝目を上げました。

本拠地バンテリンドームでの開幕戦。この日は通算407セーブ、1月に野球殿堂入りを果たしたOB岩瀬仁紀さんのセレモニーピッチから試合は始まりました。

初回、新助っ人のマラー投手がオコエ瑠偉選手、キャベッジ選手から連続三振を奪う順調な立ち上がりを披露。すると2回、打線は先頭の石川昂弥選手が巨人の先発・井上温大投手からフェンス直撃の2ベースを放ちチャンスを作ると、続くカリステ選手の送りバントで1アウト3塁としたところで中田翔選手の内野ゴロによりランナーが生還。欲しかった先制点をモノにします。

しかし4回、2アウトまでに7三振を奪ったマラー投手が、岡本和真選手からソロホームランを被弾。同点に追いつかれて試合は振り出しに。それでもマラー投手は動揺を見せることなく、続く5回も三者凡退に抑え5回9奪三振1失点。勝ち負けはつかなかったものの、快投を見せて齋藤綱記投手にマウンドを託します。

両軍投手陣が見せ場を作るなか、7回に再び試合が動きます。中日が先頭バッター中田翔選手の2ベースで好機を作ると、代走に上林誠知選手が送られます。続く村松開人選手がピッチャー前に送りバントとしたところで上林選手は3塁へ。井上投手の送球からサード中山礼都選手が塁の手前でタッチを試みるも、上林選手はヘッドスライディングの際に右手をそらしてタッチを回避する“神走塁”。ノーアウト1、3塁から木下拓哉選手がセーフティースクイズを成功させ、上林選手がホームイン。念願の勝ち越しに成功しました。

続く8回も、連続フォアボールと内野安打でつないでノーアウト満塁からカリステ選手の犠牲フライで1点を追加。9回は松山晋也投手が2アウトから連打を浴び1点を返されるも、最後はライトフライに抑えてゲームセット。中日が本拠地初戦でビクトリーショーを飾りました。

試合後、井上監督は7回の勝ち越しを振り返り、「上林の走塁が大きかった。(送りバントで)勝負をかけた意味合いで、誰もがやばい、アウトだと思ったところで。上林のスライディング様々です」と勝利の立役者を褒めたたえました。
最終更新日:2025年4月2日 7:20
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