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2022年1月11日 12:04

ATP 沈黙破りジョコビッチ問題で見解

ATP 沈黙破りジョコビッチ問題で見解

男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手のオーストラリア入国をめぐる問題で、男子ツアーを統括するATPが現地時間10日、声明を発表。「ATPはツアーの全選手にワクチン接種を強く推奨しています」などと述べました。

ジョコビッチ選手は今月5日にオーストラリアへの入国を拒否されていましたが、先月16日に新型コロナ陽性となったことなどを理由に、「入国に必要なワクチン接種を全豪オープンの主催者側から免除されていた」と主張していました。

現地の裁判所は10日、ジョコビッチ選手の入国を認めるべきであるという判断を下しました。

これを受けて、ATPが初めて公式な声明を発表しました。

声明では「選手の入国に関する事案にはより明確な理解やコミュニケーション、ルールの適用が必要だ」といった指摘や、「選手の医療に関する免除申請はATPとは関係はありませんが、明確化を図るため、オーストラリアのテニス協会と常に連絡を取り合っています」といったことが述べられています。

▽以下、ATPの声明

ATPはコロナ禍で、オーストラリアの人々が払ってきた犠牲と厳しい政策を尊重しています。しかし、オーストラリア入国に関する問題は、ルールの明確な理解やコミュニケーション、ルールの適用が必要であることが浮き彫りになりました。

ジョコビッチ選手が入国する時に、医学的免除を受けたと信じていたことは明らかです。裁判に至るまでの一連の出来事は、ジョコビッチ選手の健康状態や、全豪オープンへの準備を含め、あらゆる面で損害を与えています。

選手の医療に関する免除申請はATPとは関係はありませんが、明確化を図るため、オーストラリアのテニス協会と常に連絡を取り合っています。今後数週間のエキサイティングなテニスを楽しみにしています。

ATPはツアーの全選手にワクチン接種を強く推奨しています。このスポーツがコロナ禍を乗り切るために必要不可欠なものであると信じています。

科学的に我々の健康をサポートするものであって、今後ますます厳しくなることが予想される渡航規制を遵守するためです。

今年の全豪オープンに向けて、トップ100の選手の97パーセントがワクチン接種を受けていることはすばらしいことです。


写真:AFP/アフロ