1区で疾走、新田颯は群馬トヨタに入社 母校などでサポートも 箱根駅伝を走った4年生の進路#4
■国士舘大 エース綱島選手は先輩と同じチームへ
チーム内で10000mのタイムが日本選手トップだった綱島辰弥選手は1区を走り区間13位。卒業後は1学年上の先輩・荻原陸斗選手も所属するYKKに進み、競技を継続する予定です。
■専修大 悔しい思いをしたエースは元祖「山の神」と同チームへ
主力の故障などもあり万全の布陣が組めず、箱根駅伝では20位に終わった専修大学。
主将でエースの髙瀨桂選手は直前のケガがあり、最後の箱根駅伝に出走できませんでした。卒業後はトヨタ自動車九州へ。元祖「山の神」今井正人選手ら強い先輩とともに社会人での飛躍を目指します。
また、箱根駅伝ではメンバー外となった国増治貴選手、吉岡拓哉選手は警視庁で競技を継続する予定です。
■関東学生連合 「大逃げ」の新田選手は引退も陸上に関わる
1区で大きく飛び出し、「育英大学」の名前を大きく知らしめた新田颯選手。記録は残りませんが、鶴見中継所では明治大・富田峻平選手、駒澤大・円健介選手に次ぐ3番目のリレーとなりました。卒業後は群馬トヨタに入社。営業の仕事に就き選手は引退しますが、休日には育英大の練習をサポートしたり、会社として力を入れている市民ランナーへのサポートを行ったりと、陸上に携わり続けるということです。