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2013年5月6日 0:44

夢の始球式…ゴジラが投げ、ミスターが振る

 プロ野球界の「ミスター」、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(77)と、「ゴジラ」の愛称で親しまれ、巨人やメジャーリーグで活躍した松井秀喜さん(38)の国民栄誉賞の表彰式が5日、東京ドームで行われ、安倍首相から賞状や記念品などが授与された。表彰式の前には、松井さんの引退セレモニーが行われた。

 「4番・センター松井、背番号55」-引退セレモニーのアナウンスで、2002年以来11年ぶりにかつての本拠地へ姿を現した松井さんに、スタジアムに詰め掛けた超満員の観客が沸く。

 スーツ姿で登場した松井さんは「ジャイアンツファンの皆様、お久しぶりです。きょう、東京ドームのグラウンドに立たせていただいていることに、いま、感激で胸がいっぱいです。ファンの皆様、長い間、本当に本当にありがとうございました」と挨拶した。

 松井さんは日米通算20年で2504試合に出場し、2643安打、507本塁打、1649打点、打率2割9分3厘という記録を残した。

 恩師の長嶋さんが登場し、東京ドームが熱気の渦に包まれる中、ミスターとゴジラはオープンカーに乗り、場内を一周、ファンの声援に笑顔で応えた。

 場内の興奮冷めやらぬ中、グラウンドに安倍首相が登場。長嶋さんと松井さんの国民栄誉賞の表彰式が行われ、賞状や記念品などが授与された。

 長嶋さんは「国民栄誉賞をいただきました。本当にありがとうございます。ファンの皆様、本当にありがとうございます」と喜びを語った。

 引き続き行われた巨人対広島戦の始球式では、バッターに長嶋さん、ピッチャーに松井さん、キャッチャーに巨人・原辰徳監督、球審には安倍首相という豪華な顔ぶれとなった。

 長嶋さんは永久欠番の「3」、松井さんはおなじみの「55」の背番号をつけたユニホーム姿を披露。第96代総理大臣の安倍首相は背番号「96」のユニホームを着ていた。

 松井さんがボールを投げると、左手一本でバットを持った長嶋さんが大きくスイング。ボールは原監督のミットへと吸い込まれ、安倍首相が拳を上げて「ストライク!」とコールした。

 夢の始球式に、東京ドームは大歓声に包まれた。