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2013年10月30日 19:35

「打撃の神様」川上哲治さん死去 93歳

 プロ野球・巨人の元監督・川上哲治さんが、28日に亡くなっていたことが分かった。93歳だった。

 川上さんは、1938年に投手として巨人に入団、その後、野手に転向し、史上最年少の19歳で首位打者を獲得。トレードマークの「赤バット」で巨人の4番打者として活躍し、「打撃の神様」と呼ばれた。引退後は巨人の監督を務め、就任1年目の1961年にチームを日本一に導き、その後も1965~73年にプロ野球史上最多となる9年連続日本一を達成、巨人の黄金期を築いた。

 V9時代に川上さんの下で活躍した王貞治さんは、「勝負に対する執念、最後まであきらめないということを徹底して教えていただき、自分の人生で実践することができました。心から感謝申し上げます」とコメントを発表した。

 また、長嶋茂雄さんは「私にとって川上さんは、とてつもなく大きな存在でした。監督としては、勝負にも選手教育にも一切の妥協を許さない厳しさで、前人未踏のV9に大きな役割を果たされました。私自身、大きな影響を受けた先輩の一人です」と川上さんをしのんだ。

 偉大な野球人の訃報に、球界から続々とコメントが寄せられている。

 巨人・原辰徳監督(55)「プロ野球・読売巨人軍にとっても燦然(さんぜん)と輝く大先輩でした。(若い頃)調子が悪い時に、バッティングマシンを体の方向に向けられて、それをバットでうつ、その練習が非常に印象に残っています」

 野村克也さん(78)「子どもの頃、赤バットの川上、青バットの大下と、こういう時代に少年時代を過ごし、あこがれていました。京都の遠い田舎だったのに、なぜか巨人ファンだったんです。遠い存在、まさに神様でしたから非常に残念です」