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2014年9月18日 19:35

やり残したこと「いっぱいある」星野監督

 プロ野球・楽天の星野仙一監督が18日夕方に会見し、今季限りでの退任を表明した。

 「直接の原因はやはり成績。しかも私は2か月間も戦場から離れたということで、ファン、選手、球団に大変迷惑かけたと。勝負師としてシーズンを離れるということは、あってはならないという思いで決意した次第です。勝負事は1年1年が勝負なんだと。そういうことで昨年と(成績を)比較すれば。もちろん天と地の差がある。そういう意味を考えれば、休んだことを含めてこの数字というものが私自身許せないということで決意しました」

 2010年のシーズンオフに楽天の監督に就任した星野監督は、3年目となる昨シーズン、球団創設9年目にしてチームを初のリーグ優勝と日本一に導いた。昨年には3年契約を結び連覇を目指したが、今年5月、持病の悪化で戦線離脱。腰の「椎間板ヘルニア」に加え、背骨近くのじん帯が骨のように硬くなって神経を圧迫する難病「黄色じん帯骨化症」と診断され、治療に専念していた。7月25日に現場復帰したが、チーム状態は上がらず、楽天は現在リーグ最下位と低迷している。

 「(7月に)復帰させていただいて、入院してこんなことではいけないなという思いで、報道でファンから早く帰ってきてというようなうれしい声を聞いた中で、早く戻らないといけないと言いながらリハビリを積み重ねてきたが、復帰してからもこんなことじゃいけないなと。その辺で私はひそかに今季限りでと決意した」

 「思い起こせば楽天を引き受ける前に、そろそろ野球やりてぇなと思ったときに、隣にいる三木谷オーナーから『頼むよやってくれよ。やらないか』という声をもらったときに、本当にうれしかったです。よ~しと。周りは何でお前あんなチームに行くんだと言われたけど、これが監督としてのロマンなんだということでちょっと急ぎすぎた感もあったけど、3年目にみんながファンと一緒に胴上げしてくれたと。一番の思い出で本当にみんなに感謝しなきゃいけないなと」

 気になる今後は…。

 「闘争心というものをみなさんの前に見せつけなければ。プロじゃないという気持ちはもっともっと伝えたいなと。選手に挨拶した時にいつまでもうるさいじいさんでいるぞと。こうるさいぞと。ユニホーム脱いでもうるさい男でいるぞと。覚悟しておけよと話した」

 「(Q4年間でやり残したことは)いっぱいあります。申し訳ないけども、昨日のゲーム、おとといのゲーム勝ってくれたけど、ミスの多いスポーツですから、ミスをなくすためにはどうするべきかと。自分自身が今何をやるべきかとか、何を考えるべきかとか、そういうことをもっともっと浸透させたいと思ってたけど、それは次の人がまたそれに味付けをしてくれると期待しています」