サッカーSランスの伊東純也&中村敬斗が語る“日本代表で驚いた選手”「プレー集とか食い入るように見ちゃう」

■「でかくなってる気するけど、キレがある」
伊東選手が名前を挙げたのは、ブライトンの三笘薫選手です。
伊東選手にとって5歳下の後輩。「なんか会うたびにごつくなってる気がする」と印象を話し、中村選手も「するっす(笑)、体デカくなってる」とうなずきます。
続けて伊東選手は「でかくなってる気するけど、キレがありますし、違いをあそこまで出せる選手ってなかなかいないんじゃないかなと思います。シンプルにドリブル上手いですし、自分と違ったスピードの使い方だったり、緩急の使い方をしてるなと思います」と。
そこにはスピードの違いが。伊東選手は歩幅を小さくして足の回転を早くするピッチ走法なのに対し、三笘選手は歩幅を大きくして走るストライド走法だといいます。
中村選手は「プレミアリーグでやってるし、“別格”な感じではあるんですけど、シンプルにドリブルがめちゃくちゃすごい。プレー集とか見てても食い入るように見ちゃう。楽しく見られる。あんなに気持ちよくドリブルで相手抜けるのって自分にはなかなかできないこと」と語りました。
■ドイツ戦で「世界的なスターの選手」を制したDFに驚嘆
中村選手が挙げたのは2歳上のアーセナル・冨安健洋選手です。
その理由は前回のワールドカップで歴史的勝利を挙げたドイツと2年前に行った親善試合。2度目の負けは許されないとドイツはベストメンバーを組んできました。
冨安がマッチアップしたのは現バイエルンのFWレロイ・サネ選手。スピードが武器の相手に追いつきスーパーブロックをみせれば、相手を弾き飛ばすフィジカルも披露。ドイツを4-1で返り討ち。
中村選手は「世界的なスターの選手がほとんど出てる試合でフィジカル的にもスピード的にも勝ってましたし、1対1はほぼ勝つしすごかったですね」と語りました。
日本代表で驚いた選手を語った2人は、1年後の大舞台へ向けて意気込みも。伊東選手は「前回W杯は惜しいところで悔しい思いしたんで、前回大会超えて優勝を目指していかないといけないと思ってます」、中村選手は「前回大会テレビで見てて、近い存在になってきてるんで、必ず出たい強い思いがありますね」と力を込めました。
(4月12日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)