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揺れるジャンプ界 スーツ不正で北京五輪金メダリストらに資格停止処分 ミラノ・コルティナ五輪まであと1年…

2025年3月13日 12:46
揺れるジャンプ界 スーツ不正で北京五輪金メダリストらに資格停止処分 ミラノ・コルティナ五輪まであと1年…
左から、資格停止となったマリウス・リンビク選手、ヨハンアンドレ・フォルファン選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は12日、ノルディックスキー世界選手権の男子ジャンプ・ラージヒルにおいて、違法な用具操作をした疑いで調査を受けているノルウェーのチーム関係者3人と、ヨハンアンドレ・フォルファン選手(ノルウェー)、北京五輪ラージヒル金メダルのマリウス・リンビク選手(ノルウェー)に、暫定的な資格停止処分を科したと発表しました。

8日に行われたラージヒルでは、リンビク選手が2位、フォルファン選手が5位となっていましたが、その後の検査の結果、失格に。

4位に入った小林陵侑選手の順位が繰り上がり、銅メダルを獲得していました。

FISは調査の一環として、世界選手権でノルウェーの選手が使用した全てのスーツを回収し、再検査をすることを明かしています。

また、10日にはノルウェー・スキー連盟がスーツを加工する不正を行ったことを明らかにして謝罪したと現地のメディアが伝えており、連盟は意図的に不正スーツを製作したことを認めています。

今回の世界選手権のジャンプでノルウェーチームは、男子ノーマルヒル、男女混合、女子団体の3種目で金メダルを獲得。

ミラノ・コルティナ五輪まで1年を切る中、今後の対応が注目されます。
最終更新日:2025年3月13日 12:47
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