◇ITTFワールドカップマカオ2025 2回戦(18日、中国 マカオ)

卓球の女子シングルス準々決勝で世界ランク9位の伊藤美誠選手と同ランク8位の大藤沙月選手が激突。

第1ゲームは伊藤選手が11－7で奪うと、今度は大藤選手が11－5で奪い返します。1ゲームずつを奪い合う対決はゲームカウント2－2で並ぶと、第5ゲーム5－6で1点を追う大藤選手が5連続ポイントで10－6と大きくリードします。しかし、伊藤選手も意地を見せそこから4連続ポイントで10－10で試合は佳境に。そのまま勢い衰えない伊藤選手が2点連取し、このゲームを奪うと、最終ゲームは大藤選手に一度もリードを与えず勝利。

ゲームカウント4－2（11－7、5－11、11－9、9－11、12－10、11－7）で伊藤選手がベスト4に進出しました。

試合後伊藤選手は「いつも接戦でここ最近2戦くらいは負けていたので、とにかく今日は落ち着きながら思いっきりやりたいと思っていた。ラッキーだったりアンラッキーな部分が多かったんですが、なるべくいらつかず落ち着いて試合に挑むことが出来ました」とコメント。

次の対戦相手は張本美和選手を敗った世界ランク2位の王曼昱選手または同ランク7位の蒯曼選手の勝利した方となりますが、どちらも中国の強豪となります。「明日の準備をしっかりして、今はワクワクが止まらないです」と話しました。