【卓球】“日本男子の希望”2度マッチポイント奪われるも逆転勝利 戸上隼輔またも格上破りメダルに王手

戸上隼輔選手(写真:新華社/アフロ、25年4月撮影)
◇卓球世界選手権(5月17日~25日、カタール・ドーハ)
男子シングルスでは22日、パリ五輪日本代表の世界ランキング30位・戸上隼輔選手が4回戦に登場。同10位と格上のダルコ・ヨルギッチ選手(スロベニア)に4対3の逆転勝利をおさめました。
前日21日の3回戦では張本智和選手との日本人対決で快勝。戸上選手は激しいラリー戦も臆することなく打ち合い続け、最初の2ゲームを連取。その後1ゲームを奪われるも主導権を握り返し、4対1で勝利。日本男子でただ1人の4回戦進出を決めていました。
この日の試合でも攻撃的なプレーで見せます。ゲームカウント2対3の第6ゲームでは9対10とマッチポイントを握られるものの、武器である「カミソリドライブ」で同点に。さらにラリー戦を制して逆転すると、深いバックハンドで第6ゲームを奪取。大きなガッツポーズと雄たけびをあげ、ゲームカウント3対3に持ち込みます。
最終ゲームでも劣勢となるも、強気のプレーでついていく戸上選手。ポイント9対10でまたもマッチポイントを奪われますが、相手のサーブミスから追いつくと、回り込んでのフォアハンドから逆転。マッチポイントを奪い返すと、最後はチキータで相手のレシーブオーバーを誘い、勝負を決めました。勝った瞬間に大の字に倒れ込んだ戸上選手。その後すぐさま起き上がると、今年から師事する上田仁コーチとハグを交わしました。
これで戸上選手は準々決勝に進出。次戦はパリ五輪銀メダリスト・モーレゴード選手とTリーグでプレーする韓国のチャン・ウジン選手の勝者と対戦します。勝てば銅メダル以上が確定する一戦で、またも下克上を見せられるでしょうか。
男子シングルスでは22日、パリ五輪日本代表の世界ランキング30位・戸上隼輔選手が4回戦に登場。同10位と格上のダルコ・ヨルギッチ選手(スロベニア)に4対3の逆転勝利をおさめました。
前日21日の3回戦では張本智和選手との日本人対決で快勝。戸上選手は激しいラリー戦も臆することなく打ち合い続け、最初の2ゲームを連取。その後1ゲームを奪われるも主導権を握り返し、4対1で勝利。日本男子でただ1人の4回戦進出を決めていました。
この日の試合でも攻撃的なプレーで見せます。ゲームカウント2対3の第6ゲームでは9対10とマッチポイントを握られるものの、武器である「カミソリドライブ」で同点に。さらにラリー戦を制して逆転すると、深いバックハンドで第6ゲームを奪取。大きなガッツポーズと雄たけびをあげ、ゲームカウント3対3に持ち込みます。
最終ゲームでも劣勢となるも、強気のプレーでついていく戸上選手。ポイント9対10でまたもマッチポイントを奪われますが、相手のサーブミスから追いつくと、回り込んでのフォアハンドから逆転。マッチポイントを奪い返すと、最後はチキータで相手のレシーブオーバーを誘い、勝負を決めました。勝った瞬間に大の字に倒れ込んだ戸上選手。その後すぐさま起き上がると、今年から師事する上田仁コーチとハグを交わしました。
これで戸上選手は準々決勝に進出。次戦はパリ五輪銀メダリスト・モーレゴード選手とTリーグでプレーする韓国のチャン・ウジン選手の勝者と対戦します。勝てば銅メダル以上が確定する一戦で、またも下克上を見せられるでしょうか。
最終更新日:2025年5月22日 21:27