巨人・井上温大の急成長の秘密は? 本人が明かす…3年前から継続する「2種類のノート」&今永昇太直伝のフォーク

①2種類のノート
まず1つ目は、3年前から始めたというピッチングを振り返るためのノート。井上投手は「毎日用」と「試合用」との2種類のノートを使用しているといいます。これはかなり細かく詳細にとられており、毎日用にはその日の練習メニューやコーチから学んだこと、試合用には全球種ごとの最高球速と平均球速、そのよかったところと悪かったところやその改善点を書き記します。さらにマウンドで踏み込む時の足の歩幅や、朝ご飯のメニューなども記載していることを明かしました。
これによって調子の悪い時の原因や、よかった時の状況を確認することができるそう。自身を分析しながら状態を整えることができることを明かしました。
②カブス・今永昇太直伝のフォーク
2つ目はカブス・今永投手の自主トレに参加して学んだフォークの握り方。これはストレートの握りから少し指を開くというもので、井上投手は「ストレートと同じ感覚で投げられている」と語りました。
持ち味のストレートと、落差の大きなフォークも武器にさらなる躍進を遂げている井上投手。前回登板となった8日のDeNA戦では、これまで5本のホームランを被弾し通算防御率5.40と苦手としているDeNA打線相手に、6回を投げ5奪三振と打者を翻弄(ほんろう)しました。
井上投手は今季への思いを聞かれ「最後までシーズンを投げきって、2桁勝利を達成できたらいいな」と笑顔でコメント。今季の躍動にも期待がかかります。
(4月13日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)