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中日・井上監督「ちょっとした直感」代打・板山祐太郎が逆転2ラン 2本塁打の山本に「お盆と正月が」笑顔はじける

2025年5月18日 17:59
中日・井上監督「ちょっとした直感」代打・板山祐太郎が逆転2ラン 2本塁打の山本に「お盆と正月が」笑顔はじける
中日・井上一樹監督
プロ野球セ・リーグ 中日7-4巨人(18日、東京ドーム)

巨人に勝利した中日の井上一樹監督が試合後、選手たちをたたえました。

中日は4本のホームランを放つなど7得点を奪い快勝。井上監督は「うちのゲーム運びではめったに見られないといいますか、珍しい形でしたけど今日は意地をみんなが出してくれたと思います」と連敗をとめたチームをねぎらいました。

試合前までプロ10年でホームラン6本と決して長距離バッターではない山本泰寛選手がこの日、2本のホームランを放つなど大活躍。「お盆とお正月が、という感じですけど、『小さくなるな』とは山本には言ってましたし、ホームランを打つならこの球場しかないよと、バンテリンドームは広いのでそれくらいの気持ちでいけと話をしていましたが、まさか2本とは思いませんでした」と笑顔で答えました。

また、13日のヤクルト戦以来3試合打席のチャンスがなかった板山祐太郎選手が、1点差の場面で代打として登場し逆転ホームランを放ちました。「板山もなかなか打席に立つ機会がなかったんですけど練習の感じも良かったですし、試合に出たい感じが出ていたので『そろそろ板山祐太郎もいい仕事してくれるのでは』と、ちょっとした直感でしたね」と代打に送った理由を語りました。

続けて井上監督は「山本、板山、不調だったボスラーも1発出たというところで、これで波に乗ってほしいと思います。昨日、おとといと黒星を喫してしまって、3つの黒星は避けたいと選手たちの意地を見せてくれたし、それにすごく救われた試合でした」と試合を総括。今後について「今日はたまたま空中戦でしたけど、こういったことはあまりないので、みんなでつなぐ全員野球を必死になって、試合に出たい選手たちのオーラを感じながら指揮棒を振りたいと思います」と意気込みました。
最終更新日:2025年5月18日 17:59