プロ野球パ・リーグは9日、各地で3試合が行われました。

2位日本ハムは4位楽天と対戦。日本ハムは2回に2アウト1、2塁の好機を迎えると、石井一成選手のタイムリーで先制します。さらに3回にも1アウト1塁から野村佑希選手のタイムリー2塁打でリードを広げました。日本ハムの先発・金村尚真投手は8回に連打を浴び1アウト2、3塁からゴロの間に1点を返されるも、9回116球を投げ今季3試合目の完投勝利をあげました。これで日本ハムは首位にゲーム差なしと迫っています。

3位西武と6位ロッテの一戦もロースコアゲームとなります。西武の先発・與座海人投手とロッテの先発・ボス投手の好投もあり4回まで両チーム無得点。しかし5回に試合が動きます。1アウトからこの日チームに合流した源田壮亮選手がヒットで出塁すると、続く元山飛優選手も2塁打で出塁。1アウト2、3塁の好機から、ボス投手に暴投が絡み西武が先制しました。その後も両チーム一歩も譲らず追加点なくゲームセット。西武が貴重な1点を守り切り勝利しました。

5位ソフトバンクは昨季から11連勝中と好相性の首位オリックスと対戦。初回には犠牲フライでオリックスに先制を許すも、2回に牧原大成選手のタイムリーで試合を振り出しに戻します。さらに5回には野村勇選手のタイムリーで勝ち越しに成功すると、6回には一挙9得点とビッグイニングが生まれます。投打かみ合い快勝を収めたソフトバンクは4位タイに浮上しました。

▽5月9日のパ・リーグ結果

◆日本ハム 2-1 楽天
勝利投手【日本ハム】金村尚真(3勝2敗)
敗戦投手【楽天】瀧中瞭太(2勝1敗)

◆西武 1-0 ロッテ
勝利投手【西武】與座海人(1勝)
敗戦投手【ロッテ】ボス(2勝2敗)
セーブ【西武】平良海馬(1敗8S)

◆ソフトバンク 11-1 オリックス
勝利投手【ソフトバンク】有原航平(2勝3敗)
敗戦投手【オリックス】エスピノーザ(2敗)