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【阪神】劇的展開で延長制して2連勝 8回に佐藤が逆転2ラン 11回に近本が決勝アーチ

2025年4月17日 22:08
【阪神】劇的展開で延長制して2連勝 8回に佐藤が逆転2ラン 11回に近本が決勝アーチ
打線がつながらなかった阪神・藤川球児監督
プロ野球セ・リーグ 阪神7-5ヤクルト(17日、神宮球場)

阪神は延長11回に近本光司選手が決勝アーチを放ち2連勝。試合のなかった首位・広島との差を0.5に縮めました。

先発は今季3度目の登板となったビーズリー投手。初回、連打でノーアウト1、3塁のピンチを招くと、サンタナ選手はショートゴロに打ち取りますが、その間に3塁ランナーがホームインして1点を失います。

それでも2回、2アウト1、3塁のチャンスを作ると、近本選手が2ボール2ストライクから3球粘り、8球目のストレートをライトに打ち返してタイムリー。同点に追いつきます。

しかし直後の裏、ビーズリー投手は1アウト満塁のピンチを背負うと、西川遥輝選手にタイムリー、長岡秀樹選手に犠牲フライを許し、勝ち越しを許します。

その後のビーズリー投手は無失点の投球を見せるも、4回を66球、3失点で降板しました。

追いつきたい打線は3回以降チャンスを作れずにいましたが、終盤の8回に反撃。ヤクルトの4番手・清水昇投手から先頭の中野拓夢選手が2ベースで出塁すると、続く森下翔太選手がタイムリー2ベースを打って、1点差に追い上げます。

なおもチャンスで続く打席には4番・佐藤輝明選手。1ボール1ストライクから内角のストレートを完璧に捉えると、右中間スタンドへ打った瞬間確信の第5号2ランホームランとなり、逆転に成功します。

8回裏は5番手の石井大智投手が連続ヒットや四球などで2アウト満塁のピンチを招きましたが、代打・増田珠選手を変化球で空振り三振に抑えて、得点を許しません。

9回には2アウトから中野選手が四球で出塁すると、森下選手が猛打賞となる2打席連続のタイムリー2ベースを放ち追加点を奪いました。

しかし9回、岩崎優投手が2アウト2塁からサンタナ選手にタイムリー2ベースを打たれて1点差にされます。

続く村上宗隆選手は高めのストレートで空振りを奪うと、その際に違和感を感じたのか代打を送られ交代。すると急きょ打席に立った代打・赤羽由紘選手に甘く入ったストレートを打ち返されると、ショート木浪聖也選手がファンブル。2塁ランナーが生還して同点に追いつかれ、延長に突入します。

それでも11回、ヤクルトの新助っ人バウマン投手から坂本誠志郎選手が出塁すると、続く近本選手が打った瞬間確信の第2号2ランホームランを放ち、延長戦を制しました。
最終更新日:2025年4月17日 22:23