◇MLB ナショナルズ 8-2ドジャース(日本時間9日、ナショナルズ・パーク)

MLB・ドジャースは敵地でナショナルズと対戦。投打がかみ合わず、今季初の3連敗を喫しました。

この日は試合開始から気温10度を下回り、最大風速は秒速8メートルという強風。”体感温度は0℃”と厳しい環境下での試合となりました。この中で2本のソロ本塁打を含む8安打を放ったドジャース打線でしたが、なかなか打線はつながらず。チームの三振数は15となりました。

対するナショナルズは11安打8得点。2本の2ランなどで得点を重ねました。

試合後、インタビューに応えたロバーツ監督は「確かにとても寒かったが、寒さがチームの15三振をもたらしたとは思えない。相手も同じ環境でもあるし」とコメント。敗戦の理由は寒さのせいではないことを強調しました。

ブレイク・スネル投手の故障離脱もあり、先発投手の運用に不安を残しているドジャース。ロバーツ監督は休養も取れているブルペン陣の存在に心強さを口にしつつ、今後の先発ローテーションに不確定要素も多いことを明かしました。その中でも、山本由伸投手と佐々木朗希投手の登板予定については「（現地時間）11日金曜日に山本、12日土曜日に佐々木が先発する」と明かしました。

この日の試合に「1番・DH」で出場し、昨季から続く連続出塁を「28試合」に伸ばした大谷翔平選手。試合前にはフィールド入りし10分程度のキャッチボールを行いました。半袖のTシャツを着用していた大谷選手は、極寒のフィールドに入った瞬間「Cold」と口にする場面も。その中でも終始、笑顔で練習を行いました。