◇MLB東京シリーズ開幕戦 ドジャース4-1カブス(18日、東京ドーム)

試合開始直前でスタメンから名前が消えたドジャースのフレディ・フリーマン選手ですが、試合が終わるまで、東京ドーム内にとどまり、チームとともにバスでホテルに帰りました。

フリーマン選手によりますと、打撃練習の最後の方に去年のプレーオフで痛めたところと同じところに少し違和感を感じたということです。

「まさに同じところ。去年よりは悪くない。ただ左ろっ骨付近に違和感を感じたというだけ。これが最初の試合だったし、長引くのはいやだからということ」

この日もプレーしようと試みたものの、チーム帯同医師にアンドリュー・フリードマン編成本部長、そしてブランドン・ゴームスGMに囲まれ、「多数決で出場しないこと」が決まったそうです。「この決断は正しかったと思う」と語ったフリーマン選手は去年のプレーオフをろく軟骨を骨折しながら戦いました。東京に来てからはスイングを修正するためにいつもより運動量を増やしたこと、さらにその時の傷が癒え始めているための違和感かもしれないと医師から言われたことも明かしました。

「治療を受けたので、あしたどんな感じかみてみる。よくなかったら無理はしないかな。でも、75％の確率でプレーできるかも、とは言われたので、希望を持って球場入りするよ（笑）」と最後は笑顔を見せました。