プロ野球・日本ハムは、松岡洸希投手と支配下選手契約を結んだことを発表しました。背番号は93となりました。

松岡投手は19年ドラフト3位でBCリーグ・埼玉から西武へ入団。西武で3年間プレーし、22年オフの現役ドラフトで日本ハムに移籍しました。

日本ハムに移籍してからは1軍登板の機会を得られず、23年オフに育成契約へ。しかし今年は進化を見せ、オープン戦でも最速154キロ含む見事な投球で三者凡退の好投を披露。開幕目前で支配下を勝ち取りました。

会見場には丸坊主に髪を刈りあげ現れた松岡投手。「わかりやすく誰から見ても覚悟があるなと思われるのはやっぱり容姿」と語り、覚悟のひとつであることを明かしました。

会見に参加した栗山英樹CBOも「今のボールを見てたらここから大きく花開く可能性が高いと思う」とコメント。さらに「元々ファイターズに来てもらうときから数値的にももちろんそうですけど、ボールの強さを評価して来てもらったんでそれが1軍の試合で出せるようになってきてるというのは本当に楽しみ」と絶賛しました。

松岡選手は「背番号が1つ減るだけで、すごく重みを感じるというか、これからもっと頑張らないといけないなという気持ちになっています」とコメント。オープン戦での登板を経て1軍の舞台で投げる喜びを感じたことを明かし「ファイターズの優勝に貢献できるよう投げていきたい」と力強く語りました。