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見えぬ光…横浜F・マリノスがクラブ史上初7連敗 試合後サポーターのチャント合唱に監督「素晴らしい。彼らがいなければ戦えていない」

2025年5月21日 21:32
見えぬ光…横浜F・マリノスがクラブ史上初7連敗 試合後サポーターのチャント合唱に監督「素晴らしい。彼らがいなければ戦えていない」
横浜F・マリノス(写真:松尾/アフロスポーツ)
J1リーグ第13節 神戸 2-1 横浜FM(21日、日産スタジアム)

消化試合こそ他クラブより少ないものの、勝ち点8で最下位に沈む横浜F・マリノス。6連敗中と苦しい状況を打破すべく、8位のヴィッセル神戸をホームに迎えました。

最初にチャンスを作ったのはマリノス。開始2分にGK飯倉大樹選手のロングボールが神戸DF山川哲史選手の上を越えると、抜け出したFW宮市亮選手が左足一閃。惜しくもサイドネットにかかりますが、3月16日(対G大阪、○2-0)以来の今季2勝目へ向けて幸先の良いスタートをきります。

さらにマリノスは12分にボール奪取からFW植中朝日選手、13分にはCKのこぼれ球をDF永戸勝也選手がボレーで合わせるも、ゴールに結びつきません。

すると19分、自陣ペナルティーエリア外から神戸MF扇原貴宏選手が浮き球パスをゴール前に送ると、FWエリキ選手がいち早く反応。左足で流し込まれ、欲しかった先制点を神戸に奪われます。さらにその直後には、宮市選手がドリブルを仕掛けた際に右足を負傷するアクシデント。自ら交代を要求してピッチに倒れ込むなど続行不可能となり、28分に途中交代となります。

それでも43分、キャプテンが意地を見せました。CKでショートコーナーからMF喜田拓也選手がフリーで受けると、右足で豪快ミドル。これがゴール左に突き刺さりました。喜田選手の今季初ゴールでマリノスが同点に追いつき、1対1で試合を折り返します。

勝負の後半。マリノスが逆転を目指すなか、魅せたのは神戸でした。51分、扇原選手のFKに下がりながら頭で合わせたのはFW大迫勇也選手。ゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功します。

再び追いつきたいマリノスはサイドから攻め上がりシュートまで持ち込みますが、後半の枠内シュートはわずか1本。神戸の強度の高さに為す術なく、1対2で敗戦。白星はまたも遠くこれで10戦勝ち無し、クラブ史上初の7連敗を喫しました。

試合後には選手たちがスタンドへ足を運ぶなか、サポーターはチャントを歌って後押しする姿勢を見せました。パトリック・キスノーボ監督は「この難しい状況ではあるが、スタジアムに来てくれているサポーターの後押しは素晴らしい。いろいろなことがあるなかで自分たちは突き進んでいるが、後押しがなければ戦えていない」とサポーターへの感謝の思いを口にしました。
最終更新日:2025年5月21日 22:42
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