◇プロ野球・練習試合 阪神9-2DeNA（24日、沖縄・宜野座）

阪神は打線が好調で、DeNAに逆転勝ちしました。

先発のマウンドに上がったのは17年目の西勇輝投手。2アウトを簡単に取りましたが、井上絢登選手に甘く入ったチェンジアップを捉えられ、ソロホームランを許し、DeNAに先制を許します。

3回に近本光司選手の犠牲フライで同点に追いついた阪神ですが、4回に4番手の桐敷拓馬投手がヒットと自らの暴投でピンチを招くと、牧秀悟選手にタイムリーを打たれ、1-2と勝ち越しを許します。

それでも5回にドラフト3位ルーキーの木下里都選手が、最速155キロを計測するなど、1回を無失点に抑える投球で流れを引き寄せると、続く6回に打線が反撃。

先頭の佐藤輝明選手がヒットで出塁すると、4番の森下翔太選手が初球を完璧に捉えて、2試合連発となる2ランホームランを放ち、逆転に成功。さらにドラフト4位ルーキー町田隼乙選手がフェンス直撃のタイムリーを打ち、4-2とリードを広げました。

そして8回にはドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手が登板。加藤響選手をファーストゴロに打ち取りますが、続く東妻純平選手には追い込んでから甘く入ったストレートをヒットにされて、出塁を許します。

それでも代打・京田陽太選手をスライダーでレフトフライ、九鬼隆平選手を145キロのストレートでショートゴロに打ち取って、1回無失点の投球でマウンドを降りました。

また8回裏には代打・原口文仁選手がチャンスでダメ押しの2点タイムリーを打つと、9回は工藤泰成投手が味方のエラーからランナーこそ許しましたが、1イニングを無失点に抑えて、最速は157キロを計測しました。

その後、特別ルールで試合は9回裏に突入すると、さらに2点を加えて点差を広げました。

逆転勝ちの阪神は、打線が22日に14安打、23日に18安打、そしてこの日は14安打で3試合連続で2桁安打を記録し、好調をキープしています。