◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク-楽天(15日、みずほPayPayドーム)

引き分けを挟んで5連勝と波に乗る3位ソフトバンクと、6連敗中で最下位に沈む楽天。両者によるカード第1戦は、投手陣の奪三振ショーが繰り広げられています。

ソフトバンクの先発はモイネロ投手。ここまで2戦2勝で12イニング1失点、防御率0.75と盤石の投球を見せています。この日もスライダーやカーブ、チェンジアップなど変化球を織り交ぜて無失点ピッチング。4回には2アウト満塁のピンチを背負いますが、小郷裕哉選手を相手に高めのストレートで空振り三振で切り抜けました。5回は圧巻の3者連続三振、ここまで10三振を奪っています。

一方、楽天で連敗ストップへマウンドに送り出されたのは藤井聖投手。昨季自身初の二桁勝利(11勝)をあげ、今季は真価が問われるシーズンとなります。この試合では先頭の周東佑京選手をスライダーで三振に切ると、2回にはノーアウト1塁から3者連続三振。こちらも5回6三振で無失点ピッチングを続けています。

両投手合わせて、5イニングで16三振。白熱の投手戦で先に先制するのはどちらのチームでしょうか。