◇MLB ドジャース9-2パイレーツ(日本時間28日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースは本拠地で、パイレーツと対戦。3連戦の最終戦を完勝で収め、2連勝です。

試合は、初回、先発のグラスノー投手が2者連続でソロホームランを浴び、いきなりリードを許す展開。

しかし、その直後、先頭の大谷翔平選手が四球で出塁すると、3本のヒットと相手のエラーで、4点を奪ってすぐに逆転に成功します。2回、グラスノー投手は再びマウンドに上がりましたが、右肩の痛みを訴え、わずか17球で無念の緊急降板。ドジャースは今季加入したスネル投手がすでに負傷者リストに入っており、投手陣の再建が迫られる可能性が出てきました。

これを受け、大谷選手の投手復帰が早まることが考えられますが、ロバーツ監督はそのことについて「その可能性はありません」とはっきり否定。「投手陣やブルペンの状態は大谷選手の復帰プログラムに影響を与えません」と考えを明らかにしました。

大谷選手は27日に、10日ぶりのブルペン投球を敢行。キャッチャーを座らせてツーシームやスプリットも交ぜながら28球強めの投球を行いました。

チームはこの日、打線が爆発。二回以降も追加点を重ね、パイレーツを突き放します。投手陣もグラスノー投手の緊急登板後、4人のリレーで無失点に抑え、勝利しました。