◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト1ー0阪神（8日、甲子園球場）

才木浩人投手と高橋奎二投手の“我慢比べ”となったこの試合。阪神先発の才木投手が7回までヤクルトを無失点に抑える好投を見せるも、8回サンタナ選手のタイムリーで痛恨の1失点。0-1で本拠地・甲子園での初戦を勝利で飾ることは出来ませんでした。

初回、昨季最多安打のヤクルトの2番・長岡秀樹選手にヒットを許しますが、続くサンタナ選手をセカンドのダブルプレーに仕留め無失点で切り抜けます。

続く2回もヒットと四球で2アウト1、2塁のピンチとしますが再び無失点に抑えると、初回から7回までに許したヒットは3本と好投を見せます。

しかし8回、ヤクルト先頭の中村悠平選手にヒットを許すとその後2アウトとするも長岡選手に四球を許した才木投手は1、2塁のピンチを背負います。ここで打席にはサンタナ選手。2球目のストレートをライトへと運ばれ痛恨の失点を許します。才木投手は8回116球5安打1失点の内容でマウンドを降ります。

一方の打線は、ヤクルト先発の高橋奎二投手のコントロール抜群の投球術に7回まで2安打に抑え込まれる苦しい展開。

8回、先頭の木浪聖也選手がレフトへのヒットを放ち出塁しますが、今日ベンチスタートだった代打・佐藤輝明選手が空振り三振。近本光司選手、中野拓夢選手の上位打線も打ち取られ3アウト、得点することが出来ません。

9回も得点することができなかった阪神、連勝は3でストップ。甲子園での今季初戦を落としました。