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手に汗握る攻防は日本ハムが勝利 ソフトバンク反撃を1点に抑え現ドラ加入・吉田が古巣から初本塁打

2025年4月3日 10:10
手に汗握る攻防は日本ハムが勝利 ソフトバンク反撃を1点に抑え現ドラ加入・吉田が古巣から初本塁打
日本ハム・新庄剛志監督 
プロ野球パ・リーグ 日本ハム 3-1 ソフトバンク(2日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

昨季優勝のソフトバンクと2位躍進の日本ハムによる第2戦は、初戦で敗れたホームチームに軍配が上がりました。

試合は投手戦で展開。日本ハムの先発は昨季5勝の北山亘基投手。カットボールやナックルカーブ、フォークなど変化球を織り交ぜるピッチングで、毎回ランナーを背負いながらも5回までスコアボードに「0」を並べます。

対するソフトバンクは育成出身でこれがプロ2登板目の前田純投手。140キロ台のストレートと110キロ台のカーブなど緩急で日本ハム打線を翻弄し、4回3安打。こちらも得点を許しません。

5回、先制したのはホームチーム。前田投手がフォアボールや後逸で崩れると、ノーアウト満塁のチャンス。続く清宮幸太郎選手はショートゴロとなりますが、その間に3塁ランナー今川優馬選手がホームイン。ここで前田投手を降板させます。さらに日本ハムは直後にレイエス選手がサード・リチャード選手のファンブルを誘い追加点。この回2得点を奪います。

しかしその後6回、今度はソフトバンクが反撃。正木智也選手がフォアボールで出塁したところで北山投手が交代すると、移籍後2戦目の2番手・福谷浩司投手から6番今宮健太選手がレフト前タイムリーで1点を奪い、日本ハムにじりじりと迫ります。

それでもここで福谷投手が意地を見せました。続くダウンズ選手をセンターフライに抑えると、リチャード選手には外角低めを集中的に狙い最後はスライダーで空振り三振。ソフトバンクに流れを引き渡しませんでした。

リードを守った日本ハムは7回に追加点。現役ドラフトから今季加入し、1番で起用された吉田賢吾選手が4番手・藤井皓哉投手からライトのブルペンエリアへ今季1号ソロホームラン。手に汗握る接戦を日本ハムが制し、今季4勝1敗と開幕スタートダッシュを加速させました。
最終更新日:2025年4月3日 10:11
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