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ヤクルト・塩見泰隆が実戦初HRも「まだズレがある」 村上&山田不在も「そんなこといってられない」

2025年3月16日 5:55
ヤクルト・塩見泰隆が実戦初HRも「まだズレがある」 村上&山田不在も「そんなこといってられない」
ヤクルト・塩見泰隆選手
◇オープン戦 ヤクルト4×-3オリックス(15日、神宮)

ヤクルトの塩見泰隆選手がオリックス戦に「3番・センター」でスタメン出場。6回には今季1号目となるソロホームランを放ちました。

2-1と1点リードで迎えた6回、オリックスの先発・九里亜蓮投手の4球目スライダーをレフトへ打ち返し、今季1号目のホームランとなりました。

昨年5月には左膝を負傷し、リハビリに取り組んでいた塩見選手。上半身のコンディション不良により村上宗隆選手が不在の中、チームをけん引しました。

塩見選手は試合後、「結果的には最高の形でよかった。まだかなりズレっていうのが感覚的にあるのでそこは練習や打席の中でもっと修正していけたら」と振り返りました。

村上選手や主将・山田哲人選手が離脱している中、ホームランでチームを鼓舞した塩見選手。「ムネ(村上選手)とかてっさん(山田選手)とかこのチームの顔の選手がいないことはまずいことなんですけど。そんなこといってられる場合ではないのでチーム一丸全員で勝利目指して頑張っていきたい」と意気込みました。

また、高津臣吾監督は塩見選手について「一軍の実戦ってなるとすごく久しぶりなので、本人も試合の感覚を取り戻す作業が中心だと思う。ただその中でしっかり守備であったり、まだ塁上でってところはあんまりないですけど。今日みたいに思い切ったバッティングができるというのは少しずつゲーム勘を取り戻しつつあるのかな」とコメントしました。

一方、村上選手の復帰について「正直まだわからない」とし、「ムネがいないとなかなか長打で点とるというのが限られてくるので今日みたいにバントしたり、なんとかフォアボールを得点に結びつけるとか、細かなところもしっかりやっていかなきゃいけない」と気を引き締めました。
最終更新日:2025年3月16日 5:55