◇プロ野球パ・リーグ ロッテー日本ハム（15日、ZOZOマリン）

3点を追う日本ハムは6回、8点を返し逆転に成功しました。

先発・伊藤大海投手が5回まで3点を奪われ劣勢に立たされていた日本ハムですが6回1アウトから逆転劇を演じます。

1番・矢澤宏太選手が種市投手から四球で出塁すると、続く松本剛選手と清宮幸太郎選手がともにライトへのヒットで1アウト満塁と一打逆転のチャンス。ここで打席には4番・野村佑希選手。フルカウントで迎えた7球目ストレートをはじき返した打球はショートへ弱い当たり。しかしこれをロッテのショート・小川龍成選手がファンブル。3塁ランナー・矢澤選手がホームへ生還し1点を返します。

なおも続く満塁のチャンスで打席にはレイエス選手。初球のスプリットを詰まらされるもこれがライト前へのタイムリー。2-3と1点差とします。

さらに6番・万波中正選手にもタイムリーが生まれ、同点。そして石井一成選手もタイムリーを放ち、ついに逆転。試合をひっくり返します。

ここでロッテは種市投手から横山陸人投手へと交代。なおも続く満塁のチャンスで代打・吉田賢吾選手が打席に。2球目アウトコースのストレートをはじき返すと走者一掃のタイムリー3ベース。新庄剛志監督采配がずばり的中します。

まだまだ終わらない日本ハムの猛攻。続く伏見寅威選手がサードフライかと思われましたが、風に流された打球をロッテのサード・上田希由翔選手がキャッチすることができず。この間に3塁ランナーが生還し、追加点。この回一挙8得点とビッグイニングとなりました。

日本ハム打線の猛攻にSNSでは「日本ハム打線めちゃくちゃ大爆発してるじゃん。まさにビッグバン打線」「日本ハムえっぐいな。打線は日本一強いやろ」といった声が上がっています。