◇プロ野球セ・リーグ 中日-ヤクルト(13日、豊橋市民球場)

初回に3点を先制された中日が1点を追う5回に4安打を放ち、逆転に成功しました。

中日は5回、先頭の上林誠知選手が相手のエラーで出塁、一気に2塁まで進塁します。続くボスラー選手はセンターフライに倒れ1アウト2塁とし、打席にはカリステ選手。初球をはじき返した強烈な打球は、サード強襲のヒットに。ボールはそのまま外野まで転がっていき、その間に2塁ランナーがホームイン。最大3点差を同点に追いつきました。

中日の勢いはこれで終わりません。2アウト1塁から宇佐見真吾選手がヒットでつなぎ、山本泰寛選手が打席へ。パスボールの間に2アウト2、3塁とチャンスを拡大すると、山本選手はライトへ勝ち越しのタイムリーヒットを放ちました。続く代打・大島洋平選手もライトへタイムリーヒットを放ち5点目を獲得。大島選手はこれがうれしい今季初安打、初打点となりました。

中日が最大3点あった差をひっくり返し、2点リードとしました。SNSではファンが「やはり豊橋での中日は何か違うな」「今日は最高の逆転劇してます」と歓喜。

なお試合は5-3で中日がリードしています。