現在2軍で調整中の巨人・戸郷翔征投手が24日、翌日の登板に向け自身の状態を語りました。

戸郷投手は今季3試合に登板し0勝2敗で防御率11.12の成績。11日の広島戦では打者1巡の猛攻を浴び、4回途中10失点で、翌日12日に登録抹消となりました。

ファームでは前回18日に西武との試合で6回71球無失点の内容、25日に2度目の登板予定となっています。

翌日の登板を前に戸郷投手は、「(試合は)全て高い出力でやろうと思っていますけど、力を入れすぎてだめな時もありますし、いい時もありますし、その差が出てるから1軍で抑えられない。球速ももちろん大事ですけど、それ以上に今までの僕だったら球速が出てなくてもいいまっすぐがいっていたので、そういうものを最近は求めてやっています」と現状のテーマを語りました。

現在の状態については「僕の中では良くなっていると思っていますけど、結局は1軍の舞台で抑えるのがいいことなので、そこの調整はまだしていないのでしっかり準備したい」と語りました。

ファームでコーチ陣と話しをする中でも収穫はあるといい、「いいときはギアの入れ替えがもう少しうまくいっていた、その話を聞いて確かにまっすぐのスピードだけを追い求めていた部分があった。今までは球速が出ていないときでもいい抑え方を僕なりの考え方でやっていたので、それが違う方向に出てしまっていた」と、修正ポイントを語りました。