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ロバーツ監督「多くの打者を2ストライクまで追い込んでいたが...」佐々木朗希が0奪三振 尻上がりにスピード上がるも中5日の影響は?

2025年5月10日 20:01
ロバーツ監督「多くの打者を2ストライクまで追い込んでいたが...」佐々木朗希が0奪三振 尻上がりにスピード上がるも中5日の影響は?
5回途中でマウンドを降りる佐々木朗希投手(写真:Creative 2/アフロ)
MLB ドジャース14-11ダイヤモンドバックス(日本時間10日、チェイス・フィールド)

ドジャースの佐々木朗希投手はダイヤモンドバックス戦に今季8度目の先発登板をし、5回途中5失点で降板。打線が14得点と奮起し、チームは逆転勝利となりました。ロバーツ監督は佐々木投手の課題を口にしています。

初回から2本の本塁打を浴びるなど、いきなり3失点。いずれもストレートを打たれ、初回の最速は、94.9マイル(約152.7キロ)でした。

2回、3回と無失点に抑えますが、4回は先頭打者に二塁打を浴び、内野ゴロの間に失点。さらに四死球を与え、ピンチを背負いましたが、追加点は与えず。勝利投手の権利をかけて5回のマウンドにも上がりましたが、先頭打者に四球を出して降板となりました。

降板後は、リリーフが満塁弾を浴び、佐々木投手は4回0/3、61球、5安打、2四球、1死球、5失点の内容。ストレートは尻上がりにスピードが上がり、最速97.5マイル(約156.9キロ)を記録したものの、奪三振は今季初の『0』でした。

指揮官は「最初から少し苦しんでいるように見えた。20人の打者と対戦して三振が一つもなかったという事実からも分かるように、相手打者が良いスイングをした」とコメント。5回は勝利投手の権利目前でしたが、「彼自身、今日は打者を仕留めるための決め球や鋭さを欠いていた。だからあの時点(5回)で交代すべきだと判断した」と説明しました。

また続けて「多くの打者を2ストライクまで追い込んでいたが、カウント0-2から2-2になってしまうような場面もあった。有利な状況を活かしきれなかった。2ストライクに追い込んだ後にしっかり仕留めきれなかった。そこが今夜の課題だ」と語りました。

チームは10連戦の8戦目で、前日の山本由伸投手に続き、佐々木投手も初の中5日での登板。「ストレートもスプリットも、全体的に制球が甘かった。ただ、体力的に消耗はしていないはずなので、次回の登板ではまた万全の状態で臨んでくれることを期待したい」と次戦に期待を込めました。

佐々木投手は中5日でのマウンドに「調整自体にそこまで難しさというか、そういうのも感じなかったです。中5日だからといって、そこまでパフォーマンスに影響した感じではないかな」と振り返っています。
最終更新日:2025年5月10日 20:01
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