◇プロ野球セ・リーグ DeNA―阪神（9日、横浜スタジアム）

スタメン起用となったDeNA楠本泰史選手が猛打賞の活躍を見せ、お立ち台に上がりました。

DeNAは2点を追いかける4回、牧秀悟選手のソロホームランで1点を返します。続く5回、先頭バッターは楠本選手。阪神・藤浪晋太郎投手の初球、154キロのストレートをはじき返しヒットで出塁します。

「前のイニングで牧（秀悟）がチームも球場も、勇気づけてくれるホームランを打ってくれたので、その勢いに乗せてもらって初球を打ちました」と振り返った楠本選手。

その後、DeNAは打者一巡の猛攻。楠本選手はこの回7点目となるタイムリーを放つなど、DeNAは1イニングで7安打を放ち、7点を奪いました。

口火をきったビッグイニングを振り返り、「選手1人1人が一生懸命プレーした結果、こういうのを続けていきたい」と次戦へ意気込みました。

さらに7回裏、先頭の佐野恵太選手がフォアボールで出塁すると、その後2アウトの場面で打席には楠本選手。

阪神の齋藤友貴哉投手が投じた外角高め・155キロのストレートを捉えるとレフトフェンスを直撃。猛打賞となるタイムリーツーベースをマークしました。

勝利したDeNA、ヤクルトのマジック点灯を阻止しました。