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2021年6月8日 9:24

快挙の笹生優花 強さの「秘密」と素顔

快挙の笹生優花 強さの「秘密」と素顔
(c)NNN

ゴルフの全米女子オープンで、大会最年少の19歳で優勝という快挙を成し遂げた笹生優花選手。高校時代の恩師や練習仲間に、笹生選手の素顔を聞きました。母親の母国で、競技の拠点としているフィリピンでも7日、元コーチらを緊急取材。その強さの「秘密」とは――。


■素顔は?「勝負師」「かわいい乙女」

高校の同級生で練習仲間のアマチュア・和久井麻由選手に笹生優花選手の人柄を聞くと、「見えないところの努力がすごいなと。ゴルフオタク。本当にゴルフが好きなんだな(と思います)」と笑いました。

勝負師な一面もあるといいます。

「私は試合の時は『どうしよう、どうしよう』と思うんですけど、彼女は『はあー!行ってやる!』みたいな感じ。『そこでそんな攻められる?』みたいなのを持っています。池越えってプレッシャーかかるじゃないですか。試合ってグリーンの左とかにピン切るんですよね。そういう所も池越えで攻めてきたりして、すごいな(と思います)。一緒にラウンドとかしていても勉強になることばかりで」

佐藤梨那アナウンサー
「プライベートもいけいけゴーゴーな面もあるんですか?」

和久井選手
「プライベートはめっちゃかわいいです。乙女で。タピオカ飲んだんですよね。『おいしい』って感動してて。かわいいって思いました」


■恩師語る強さ「努力できる天才」

石川遼選手ら、数多くのプロゴルファーを育ててきた代々木高校時代の恩師・吉岡徹治監督は「今から5年前に、『第二の石川遼プロジェクト』みたいな感じで、日本の選手をアジアの試合に派遣で連れて行ったんですね。タイの試合で知り合ったのが、アメリカに行ってゴルフをやりたいんだという優花だったんですね」

当時から規格外の実力を発揮していた“第二の石川遼”。データ分析やツアー日程など、世界で勝つための戦略をともに考えてきたといいます。

全米オープンの試合後、笹生選手に祝福するLINEのメッセージを送りましたが、取材した7日夜の時点では返信がありませんでした。「優勝おめでとうって送ってますけど、全然既読にならないんじゃないですか」と吉岡監督。

まな弟子の強さの秘訣について「石川遼君もそうですけど、ゴルフが大好きであること。これが一番大切なことであって、努力のできる子が天才だし、そこまで1つのことに打ち込めることが天才なんだなと改めて実感しました」と語ります。


■小学生プレイヤーも“刺激”

東京・目黒区のアカデミーでゴルファーの夢をもつ子どもたちに聞きました。

小学2年生
「海外で優勝してすごいと思いました」

小学4年生
「女の子なのにめちゃめちゃ(飛距離が)飛んでてすごいなと思いました」

――どんなことを真似したいですか?

小学4年生「もっと球飛ばしたい」
小学6年生「クラブの振り方!」


■強さの「秘密」フィリピン緊急取材

日本とフィリピンの二重国籍をもつ、笹生選手のもう1つの故郷・フィリピンで7日、ジュニア時代に教えていた元コーチ2人に取材しました。

1人は「彼女にはスキルと才能があるので、優勝できると思っていました」と振り返り、別の1人は「女の子にはないパワーというか魅力というか、そういうものを感じた。こういう子が世界に羽ばたくだろうなという予兆が感じ取れました」と喜びました。

優勝後、笹生選手はフィリピンメディアの会見に応じました。

――あなたに憧れる若い女性ゴルファーに向けて、メッセージはありますか?
「正直言って、私もまだ若いので。でも(大切なのは)人生を楽しんで、今頑張っていることを取り組み続けることではないでしょうか」

未来のライバルに向けて、そうエールを送りました。

(6月7日『news zero』より)