◇卓球世界選手権(5月17日～25日、カタール・ドーハ)

混合ダブルスの準々決勝が22日に行われ、世界ランキング4位の松島輝空選手と張本美和選手の高校生ペア“そらみわ”は同8位の王楚欽選手・孫穎莎選手のペアと対戦。1対3で敗れメダルには手が届きませんでしたが、1ゲーム目を奪うなど善戦を見せました。

ランキング上は格下も、世界選手権2連覇中でパリ五輪では金メダル獲得、約1年間国際大会で負けていない“世界最強ペア”の王選手・孫選手。2人への大歓声が会場に響き渡るなか、第1ゲームは序盤にリードを許すも松島選手のフォアハンドなどで逆転。先にゲームを奪います。

しかし第2ゲームを奪われ、迎えた第3ゲーム。8対7とリードしますが、ラリー戦をモノにできず。最後もラリー戦から張本選手のバックハンドがアウトとなり、9対11で逆転されます。第4ゲームも先にマッチポイントを奪われたところから1点差にまで迫るも、最後は中国ペアに軍配。ゲームカウント1対3で敗れ、ベスト8で大会を去ることになりました。

これでベスト4が出そろった混合ダブルス。前日21日には大藤沙月選手と吉村真晴選手の“大吉ペア”が世界ランキング1位のペアを破って銅メダル以上を確定させています。17年大会以来の金メダル獲得となるか注目です。