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「もう脱帽ですね」西武・西口監督がオリックスの24歳左腕をたたえる

2025年5月19日 6:30
「もう脱帽ですね」西武・西口監督がオリックスの24歳左腕をたたえる
西武・西口文也監督
プロ野球 パ・リーグ オリックス3-1西武(18日、ベルーナドーム)

西武の西口文也監督がプロ初完投勝利を飾ったオリックスの曽谷龍平投手をたたえました。

先発の隅田知一郎投手が8回まで1失点。1-1で迎えた9回もマウンドに上がりましたが、ピンチを招いて降板し、リリーフが勝ち越し点を許します。一方、曽谷投手は9回を一人で投げ抜き、1失点で自身初の完投勝利。隅田投手は8回1/3を投げ3失点と力投をみせますが、同じ左腕同士のし烈な投手戦は、オリックス3年目24歳に軍配が上がりました。

試合後、西口監督は開口一番、「今日は相手ピッチャーのね、曽谷君が本当に良い球投げてたんでね。なかなかお互い難しいだろうとは思ってましたけれど、本当に抑え込まれましたね。今日はまっすぐの伸び、キレが良かったと思うし、そこに上手く変化球を交えたというところで、良いボールを投げていましたね」と相手左腕について語ります。続けて「負けじと(隅田も)頑張ってくれてたんですけどね、本当は先にもう1点というところを取りたかったんですけど、やられてしまいましたね」と熱戦を振り返りました。

また記者にどうすれば攻略できたかと聞かれ、「どうすれば攻略できたと思いますか・・・逆に聞きたいと思うぐらい隙がなかったのでね、最後までまっすぐのキレ自体が落ちなかったんでね、もう脱帽ですね」と改めて曽谷投手をたたえました。
最終更新日:2025年5月19日 6:30